兼本医師は日本の臨床てんかん学の第一人者で、これまで7000人以上の患者の治療に携わり、国際的にも活躍。
「てんかんは治療の選択肢がたくさんあります。まずは患者さんが今一番何に困っているかをカウンセリングし、どのような対処法があるのかを提案するように心がけています。その上で、“シェアード・デシジョンメイキング”という言葉があるように、患者さんの希望やライフスタイルを擦り合わせて、患者さんと一緒に最適な治療方法を見つけていくことが大切だと考えています」
愛知医科大学病院 てんかんセンター部長 日本てんかん学会 理事・認定てんかん専門医
兼本 浩祐 -Kosuke Kanemoto-
資格
医学博士
精神科専門医
精神保健指定医
所属学会
日本失語症学会 評議員
日本神経心理学会 評議員
日本精神病理学会 理事
日本てんかん学会 理事・認定てんかん専門医
日本医学史学会 理事
ILAE commission chair（psychiatric aspect）
経歴
1983年 京都大学医学部医学科卒業
1985年 国立療養所宇多野病院精神神経科医員
1986年 ベルリン自由大学神経科外人助手
1988年 国立療養所宇多野病院精神神経科医員
1993年 国立療養所宇多野病院精神神経科医長
1997年 医学博士学位取得
2001年 愛知医科大学精神医学講座助教授
2001年 愛知医科大学精神医学講座教授
愛知医科大学病院
愛知県長久手市岩作雁又1-1
Tel:0561-62-3311（代表）
https://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/
「てんかんセンター」を開設し、てんかんの診療に力を入れる愛知医科大学病院。子どもから成人まで専門的に治療できる体制が整います。
