
花粉症 の症状を和らげるために花粉についての知識をもち、なるべく花粉を避けられるように対策をしましょう。
2月上旬になると、九州から花粉(スギ·ヒノキ)の飛散がスタートします。2023年は飛散量が非常に多いシーズンになると予測されているので今から対策を施し、快適な春を迎えましょう。
参考資料:環境省 花粉症環境保険マニュアル2022、日本気象協会 2023年 春の花粉飛散予測(第2報)
2023年 花粉症 情報 -基礎知識
花粉症 の症状はひとそれぞれ。原因となる花粉も異なります
日本気象協会によると、2023年シーズンの花粉飛散開始は例年並みですが、飛散量が多くなると予測されています。特に、東海地方は前シーズンに比べると非常に多いとされています。
花粉の飛散量は前年の夏の気象が大きく影響しています。2022年はスギの花芽の形成に適する好条件だったため、花粉量が多くなると予測されているのです。
日本で花粉症を有する人の数ははっきりと分かっていませんが、鼻アレルギーの全国調査によると、1998年は19.6%、2019年は42.5%と増加しています。

日本で圧倒的に花粉量が多いのはスギとヒノキですが、一年を通して植物の花粉は飛散しています。春はハンノキ属、5月頃はシラカンバ(主に北海道)、初夏から夏にイネ科、9月頃はブタクサ属やヨモギ属やカナムグラが多く飛散するため、花粉症の症状が春以外に出てくれば、こらの花粉が原因になっていることも考えられます。
耳鼻咽喉科や眼科、アレルギー科など医療機関では、どんな花粉に感作されている(反応がある)が検査することができるので、自分がどんな花粉、物質で症状が出るのか知っておくと対策しやすいでしょう。
2023年 花粉症 情報 -花粉症のメカニズム
花粉症 はなぜ起こるのでしょうか
人は侵入してきた物質(抗原)を異物と判断すると、無害化しようとする反応(抗原抗体反応)が起こり、これがくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状として出ます。ただし、花粉が体内に入ってもアレルギー素因を持っていない人は症状が出ません。
また、アレルギー素因をもっていても発症する期間が異なります。数年から数十年、花粉を浴びて抗体が十分な量になると、症状が出現します。

近年は体質の変化や花粉量が増加しているため、子どもも花粉症にかかることがあります。
2023年 花粉症 情報 -花粉症 対策
マスクを着用する
隙間が空いているとそこから花粉が入ってくるため、顔にフィットするマスクを着用しましょう。マスクの内側にガーゼをあてることで、鼻へ入ってくる花粉をさらに減少させることができます。
メガネを着用する
メガネを着用することで、眼に入る花粉量を減少させることができます。花粉症用メガネであれば、さらに減少させることが期待できます。
コンタクトレンズの刺激で花粉によるアレルギー性結膜炎の症状が悪化することがあります。もし、眼の症状がひどければ、シーズン中はメガネを着用するのがおすすめです。
服装に注意
ウールは麺や化繊よりも花粉が付着しやすい素材です。同じ繊維でも織り方によっても付着しやすさが変わります。そのため、上から花粉が付着しにくいコートを着用したり、肌が露出しないよう、帽子、手袋、ストールを着用するのも良いでしょう。
帰ったらうがいと洗顔を
外出後は口や鼻の周囲に付着した花粉、鼻や喉の粘膜に付着した花粉を洗い流しましょう。
花粉が多い日の外出を避ける
飛散開始日から一週間から10日後ほどから量が多くなり、1ヶ月ほど花粉量が多い時期になります。また、次のような日に花粉量が多くなる傾向があります。
○晴れて気温が高い日
○空気が乾燥して風が強い日
○雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いた後

2023年 花粉症 情報 -治療方法
医療機関では、薬物を予防的に服用したり、症状を緩和させるための薬が処方がされたり、その人の症状や生活環境に合わせた治療や対処法が行われています。花粉症完治の可能性があるアレルゲン免疫療法がありますが、副作用や治療が長期になるため、困難なことも多くあるため、近年、舌下免疫療法が実用化されています。また、新しい治療法の開発も進められています。
花粉症 -自己チェック
風邪と似た症状もありますが、鼻水の違い、熱の有無などで異なります。
□ 発作的に連続するくしゃみがある
□ 水のような透明な鼻水が出る
□ 鼻のかゆみがある
□ 眼のかゆみがある
□ 涙が出やすい
□ 鼻や喉の症状があっても熱はない

子どもの 花粉症 予防と治療 花粉飛散量の増加、生活習慣の変化などで近年急増している子どもの 花粉症 。花粉症の症状は、一般的なくしゃみ、鼻水、目のかゆみのほか、大人に比べて鼻腔が狭く、鼻詰まりを起こしやすい傾向にあります。花粉症の積極的な治療法として「舌下免疫療法」があります。

春の 花粉症 季節性アレルギー性鼻炎、いわゆる「 花粉症 」。春はスギ、ヒノキの花粉が飛びやすく、くしゃみや鼻水など、症状に悩まされる人が多くいます。感染対策でマスクを着用することが習慣になっていますが、改めて、花粉症としての対策も合わせて確認しておきましょう。
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